フォークの握りと投げ方

フォークの握りと投げ方

落ちるボールと言えば、なんと言ってもフォークボールです。
フォークボールは、バッターの手前でストンと落ちる為、「ボールが消える」と良く言われます。
フォークを覚えると、ピッチングの幅が格段に上がります。
と言うのも、バッターはバットを水平に振ってきます。
その為、スライドするボールよりもタテの変化に弱く、三振を狙えるからです。
打たせて取ることが困難なケースで、最大の威力を発揮します。

フォークボールの握り方は、人差し指と中指の２本だけでボールを挟み込んで持ちます。
フォークは、縫い目に指を掛けず抜けやすいようにするのがポイントです。

投げ方は、チェンジアップのように、あまりスナップを使わないようにして投げ、人差し指と中指の間から抜いて投げます。
ボールに回転を加えない事がポイントになるので、うまくボールを抜くコツを掴みましょう。

他のフォークの握り方
①縫い目に指を掛けないようにし、親指で支え人差し指と中指の間に挟んで持ちます。
先ほど紹介したフォークの持ち方ではコントロールが定まらない時は、このように親指で支えて持つと安定します。

②人差し指だけ縫い目に合わせて持ちます。人差し指と中指の２本だけで挟んで持ちます。

③ボールは人差し指と中指の間に挟みますが、親指と薬指を添えて４本の指で持ちます。
縫い目に掛けるのは親指だけです。

④親指・人差し指・中指の３本で支えて持ちます。
指は縫い目に掛けず、中指だけ縫い目の内側に添えて持ちます。シンカー気味に落ちるボールとなります。

⑤親指・人差し指・中指の３本で持ち、縫い目に指は掛けません。
人差し指と中指を縫い目のラインのしたに添えて持ちます。

⑥親指・人差し指・中指の３本で持ち、縫い目に指は掛けません。
親指を縫い目のラインの下に合わせて持ちます。