ピッチングは下半身が命
ピッチングフォームには、大まかにオーバースロー・スリークォーター・サイドスロー・アンダースローとありますが、どのフォームにしても下半身の使い方は同じです。
「ピッチャーのフォーム」で解説したように、軸足に作った”タメ”を逃がさないように、左足(右投げの場合)に移していくのです。
これは、オーバースロー・スリークォーター・サイドスロー・アンダースローに共通したことです。
なので、本当にピッチングでは下半身の使い方が大切なのです。
筋肉は、大きい部位ほど力が強く、その分疲れも貯まりにくい性質があります。
指よりも手首、手首よりも二頭筋、二頭筋より大胸筋、大胸筋よりも背筋、背筋よりも太ももと言ったように、強さが違うのです。
ピッチングは下半身で投げると言われますが、まさにこの事で、腕よりも足腰の方が力が強いため、腕だけで投げるよりも足腰を使って投げたほうが、疲労度が小さいからです。
もちろん、足腰だけではありません。
体幹筋と呼ばれる、腹筋・背筋の力は絶対なのです。
それと、下半身が大事な理由には、コントロールと深い関係があります。
「ピッチャーのフォーム」でも触れましたが、踏み込んだ足の力が弱いと着地の時に上体のバランスが悪くなります。
上体のバランスが悪くなれば、コントロールが定まらないのは言うまでもありません。
それだけではなく、振りかぶった時や踏み出すまでにも下半身がしっかりしていないと、当然バランスが崩れてしまいます。
下半身はピッチングの土台です。
土台がしっかりしていないことには、良いボールを投げられるはずがありません。
ピッチングでは、下半身がとっても大事なんです。
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