HOME > フィジカルトレーニング > プロテインの飲み方

プロテインの飲み方

前回までのお話で、筋肉の出来るメカニズム(なぜ筋トレで筋肉が増えるのか?)と自分に必要な負荷を知ったら(最大筋力の調べ方)、すぐにでもトレーニングを開始したいところですが、その前にプロテインの役割についてお話します。
効率的に筋肉を付けるには、プロテインの摂取が不可欠なので、是非知っておいて下さい。

みなさんは、プロテインと聞けばどのようなイメージを持つでしょうか?
トレーニングをする時に飲む栄養剤のようなものと言うにように、ざっくりとしたイメージでしかないのではないでしょうか?
そんな私も、以前はプロテインを飲むだけで、筋肉が自然に付くものだと思っていたのですが・・・そんな簡単には筋肉って付かないんですょ。

プロテインは筋肉修復材
筋肉のパワーアップは、破壊と修復を繰り返すことでパワーアップをすると言う事でしたが(詳細:なぜ筋トレで筋肉が増えるのか?)、その”修復作業”に一役買うのがプロテインなのです。

トレーニングによって破壊された筋肉細胞は、栄養源であるタンパク質を使って修復していきます。
タンパク質と言えば、お肉に多く含まれていますが、筋肉の修復に必要なタンパク質の量は体重1kgに対して、約1.8~2gが必要とされています。

仮に体重が60キロだった場合に必要となるタンパク質の量は、110g~120gとなります。
で、この110g~120gのタンパク質をお肉から摂ると、なんと600gの量が必要になってくるのです。
これ程の量のお肉を毎日食べるとなると、経済的に厳しくなるし、それにお肉に含まれる脂肪分を多く摂ることになり、肥満になる可能性があります。

そこで、開発されたのがプロテインと言うことです。
プロテインは、タンパク質を効率よく摂取するために作られた”筋肉修復材”なのです。
だから、トレーニングもせずにプロテインだけを摂取しても、無駄な脂肪が増えるだけなので注意が必要です。

プロテインの飲み方
先ほど、体重が60キロだった場合に必要になるタンパク質の量が、110g~120gになると言いました。
この必要となるタンパク質を上手く摂取するには、1回に摂取する量を調整する必要があるのです。
と言うのは、タンパク質は大量に摂取しても、ある程度の量を超えてしまうと摂取されないからです。
その量と言うのが、1回の摂取に対して30g以下が良いとされています。
つまり、120gを一気に摂取しても30gしか吸収されず、残りの90gは排出されてしまうのです。

摂取に必要なタンパク質の量が120gだった場合で、摂取の仕方を見てみましょう。
1回の摂取量を30g以下にして飲むには、1日のなかで4回に分けて飲む事になります。

一般的には、3度の食後に30gずつを飲み、残りの30gを15gずつ間食で摂ると言うようにします。

特に、プロテインの吸収が良いとされているのが、トレーニング後の30分~1時間以内とされています。
だから、トレーニングをした後に食事を摂り、その時にプロテインも一緒に摂取するのが理想となります。

草野球で勝つ!,プロテインの飲み方

では、次はいよいよトレーニング開始です。
次回は、筋トレの基本姿勢について解説いたします。

草野球で勝つ!


フィジカルトレーニングに関する他の記事

草野球で勝つ!フィジカルトレーニングの記事一覧はこちら
PCサイト | スマホサイト