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ミートが上手く出来ない時は・・・

今回の記事を読んで頂けると、ミート力がアップすると思います。
と言っても、劇的に改善されるものではありません。
だから、ミート力を良くする為の一つの要素だと思って読んでみてください。

私は、テレビで高校野球を見る時に、必ずバッターのある部分に注目して見ます。
そのある部分と言うのは、”頭”です。
頭を見て何が分かるのかというと、そのバッターの大体の実力が分かります。
良いバッターと言うのは、バッターボックスで構えた時から打つまで、”ほとんど頭の高さが変わらない”のです。
それだけ?と思われるかも知れませんが、良いバッターというのはほんとに頭が上下しません。
実際プロの選手なんかは、ほとんど動きません。

では、頭が上下するとなぜ良くないのでしょうか?
そこを説明したいと思います。

皆さんも経験があるかもしれませんが、あまりにも打つタイミングが悪い時に決まって言われるのが「ボールをしっかり最後まで見て打て!」って事です。
ボールを見ていない訳はないのに・・・でもボールを最後まで見たかと言われれば、見ていないような気がする・・・。

<ボールはどこまで見るのか?>
そうなんです。
どんなバッターもちゃんとボールは見ているのですが、最後まではボールを見ていないのです。
これは、見ていないというよりも見えないと言ったほうが良いかもしれません。

と言うのは、ピッチャーが投げたボールがキャッチャーに届くまでには、0.5秒ほどしかありません。
マウンドからホームベースまでの約15メートルを、0.5秒で通過するボールを最後まで見ることは不可能なのです。
元プロ野球選手の古田さんも、ボールを最後まで見て打つのは不可能だと言っています。

では、なぜ最後までボールを見て打つことが不可能なのでしょうか?
それは、下図を見てください。

草野球で勝つ!,初心者,ミートが上手く出来ない時は・・・

この図では、④がミートポイントと思ってください。
仮に、最後までボールを見ることが出来るのなら、この④までボールが見えることになります。
しかし、繰り返しになりますがそこまでボールは見えていないのです。
と言うのは、この①②③と④では明らかに違う点があるのです。

それは、目線から出ている点線の長さです。
この点線の長さは何を意味しているのかと言うと、①から④まで徐々に点線の長さが短くなっていますが、短くなるに連れてボールの見えるスピードが早くなるのです。
つまり、④のポイントになると、ボールが通過するのは一瞬なのです。

これはバッティングセンターでも経験できることですが、自分の前を通過するところでグンと速くなるように感じます。
そう感じるのは、今言ったように目線とボールの距離が近くなることで起こるのです。
それに、仮に④の場所までしっかり見れてコースや球種を見極めたとしても、そこからバットを振り出したのでは完全に振り遅れです。

では、一体どこまでボールを見て、コースや球種を見極めたら良いのでしょうか?
”最後まで”ボールを見ることは出来なくても、あるところまではしっかりとボールが見れるはずです。

その点と言うのが、①②③になります。
①②③のところでコースや球種を確認し、④のところに来るだろうと予想を立てて打つ事になるのです。

<頭の上下をなくす>
さて、今回の本題であるミート力を上げる方法です。
冒頭で、頭が上下しないバッターは良いバッターと言いましたが、これは①②③のところでボールの軌道を確認しやすくする為なのです。
例えば、構えた時からボールを引きつける間に頭が動いてしまうと、①で見る高さと②で見るボールの高さが違ってきます。
これでは、コースや球種の判別が②から始まることになってしまい、④の予測が狂ってきても仕方ありません。

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つまり、出来るだけ①②③そして④までを、頭を動かさずに一定の高さでボールを見ることが大事なのです。
頭が①で上がって、②で下がって、③でまた上がってとなると、ボールの軌道が直線ではなく波打ったようになるので、ミート力も落ちてしまうのです。


草野球で勝つ!


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