バッティングフォームを作る!
バッティングフォームは、どんなのが良いのだろうかと考えることがあります。
そんな時は、DVDを見たり、本を読んだり、こういったネットで検索したりして研究する訳です。
で、プロ野球選手のフォームを真似てみたりして、自分の打ちやすいフォームを見つけていくのですが、フォームを考える上で知っておいて欲しい事があります。
今回は、そんなフォームに関する内容です。
バッティングフォームに関する本やDVDなどでは、バットを最短距離で出して、腰を入れて、足は肩幅よりも少し広めにとって・・・とポイントが色々紹介されています。
これらは、全部正しい事が紹介されていると思いますが、スポーツはその知識を得たからと言って上達したりはしません。
頭で吸収した後は、しっかり自分の体で吸収しないことには自分のフォームにならないのです。
だから、頭で納得した後は、体で納得する必要があるのです。
なぜ腰を入れるのか?なぜ前の足で壁を作るのか?なぜ脇を閉めるのか?などなど、”なぜ”を理解しないことには、体も納得出来ません。
そこで、体が納得出来るように、これらの知識を元にして自分のフォームを体で作っていく必要があるのです。
まず、本やDVDなどでフォームに関する知識を得たら、下図のように細かく確認していきます。
図のように、タイヤや柱などにバットを当てた状態で、バットを押し出します。
その時に、自分の中で一番力の入る形が自分に最も適したフォームになります。
バッティングフォーム作りで一番初めに行うのは、自分のミートポイントはどこなのかを知ることです。
図のようにバットを押し当てて、一番押し出し易いところが、自分のミートポイントになります。
そのミートポイントを確認したり順番に、手首の向きは?肘や肩の位置は?腰の入れ方やステップの幅は?など、頭で吸収した知識を一つずつ確認していくのです。
すると、自分で「肘の位置はここが一番力が入るなぁ」と言ったように、少しの力の入れ方や体の向きなどで、力の入り方が全然違うことに気づきます。
大概は、本やDVDで紹介されているフォームが一番力の入りやすい形ではあるのですが、体で覚える作業をしておくと理解の度合いが違ってきます。
だから、バッティングフォームを作る時は、得た知識を元に、
①自分のミートポイントを知る
②ミートポイントで一番力の入る形を知る
ことが欠かせません。
そして、このミートポイントからの逆再生でフォームを作っていきます。
一番力の入る形に持って行くには、バットをどこで構えるのか?構えのスタンスは?などです。
バッティングは、ミートポイントでどれだけ力の入る形が出来ているかどうかです。
だから、まずは静止状態で自分のフォームを作ることが大事です。
インコース・アウトコースも調べる
インコースの打ち方・アウトコースの打ち方で解説したように、コースによってもミートポイントが違ってきます。
これらのミートポイントについても、同じようにして確認をしておく必要があります。
インコースならどのくらい前で打つのか?アウトコースならどこで捉えて、腰はどのようにして入れるのか?と言ったように、こちらも細かく確認をしておきたいですね。
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